スピードマスターと宇宙

オメガ スピードマスター プロフェッショナルは、宇宙で活躍する時計というイメージが強いのではないでしょうか。オメガ スピードマスターが開発されたのは1957年で、実際に店頭に並んだのは翌1958年のこととされています。


オメガ スピードマスター プロフェッショナルは、もともとは、カーレースでの使用を前提に用意されたもののようです。だから、オメガ スピードマスターという宇宙っぽくない名前なわけです。それが、NASAの公認により、いきなり宇宙に飛び出してしまったんです。


オメガ スピードマスターの最初の飛行は1962年10月マーキュリー計画のシグマ7でした。その後、オメガ スピードマスターは、1969年の7月に人類初の月面着陸に同行した腕時計=ムーンウォッチとして歴史の1ページに刻み込まれることになったのです。


もちろん、その当時の時計メーカーはどこでも宇宙をにらんでいました。カーレースのイメージのある、ロレックスのデイトナは、コスモグラフと表示されているんです。

当時のアメリカ大手時計メーカーであったブローバは、代々の重役を国防省からの天下りで構成していたことで、「国家的プロジェクトにはアメリカ製品を使うべきではないか」とのクレームを入れて、むりやり、オメガ スピードマスターに取って代わろうとしています。しかし性能が伴わずご存知のように、オメガ スピードマスターの公認となったわけです。


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スピードマスターの伝説と神話

オメガ スピードマスターが、宇宙での伝説と神話を生みだすことになったのは、1970年のアポロ13号の事故です。本にもなり映画にもなったので知っている方も多いと思います。


アポロ13号は船内爆発事故によって限られた機器にしか電気を送ることができなくなりました。したがって、自動操縦を使えず、帰還するには乗組員の持つオメガ スピードマスターを頼りに、手動でエンジンを噴射させて大気圏突入コースに宇宙船を乗せなければならなくなりました。


その際、噴射時間は正確に14秒間。少しでもずれれば2度と地球には戻れません。いよいよその瞬間、オメガ スピードマスターの針がスタート。その14秒後、宇宙船の進行角度は見事に修正され無事に3人のクルーたちは帰還を果たすことができました。


オメガ スピードマスターの功績によりオメガはNASAの最も栄誉ある「スヌーピー・アワード」を受賞することとなりました。しかし、これはNASAの危機管理の素晴らしさも挙げておかなければならないと思います。


ハイテク満載の宇宙船に乗り込むクルーに、機械式腕時計オメガ スピードマスターを持たせたのは英断といってもいいのではないでしょうか。信頼性とは何なのか改めて考えさせられる出来事でした。


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スピードマスターの風防

オメガ スピードマスター プロフェッショナルは、シーマスターを原型として開発されました。はじめは、オメガ スピードマスターとして販売されていたんですが、NASAで公認されて後、オメガ スピードマスター プロフェッショナルと名づけられています。


現在では様々な種類のオメガ スピードマスター プロフェッショナルが販売されていますが、NASAで公認されたのは、手動巻きで、風防がプラスチックのオメガ スピードマスター プロフェッショナルref.3570.50です。


宇宙では重力がないために、自動巻きが使えません。宇宙船のハイテクの塊の中にあって最も信頼性が高いのが手動だったんです。万一破損した場合ガラスでは危険なので、風防はプラスチックがいいんです。耐磁性に優れることも大切なポイントです。そして、オメガ スピードマスター プロフェッショナルの裏ブタの『シーホースの絵』や『THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON』というロゴは、その魅力を一層ひきたてています。


オメガ スピードマスター プロフェッショナルを実際に購入するときに迷う点のひとつはこの風防ではないでしょうか。傷がつくのがいやな方はサファイアガラスがおススメです。傷がついてもそれを味わいと捉えることができる人はプラスチックの風防がおススメです。電波時計やソーラー電池で触れて楽しむ腕時計が少なくなりました。そんな中、手動でねじを巻く必要のある時計の存在はうれしいものです。


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